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じつはハードルが低い?採用担当者の9割以上が「異業種から中途採用した実績あり」

2024.05.01

企業の中途採用・キャリア採用試験において、異業種から応募した人にはどの程度チャンスがあるのだろうか?

リクルートエージェントはこのほど、企業で働く人事担当者(中途採用業務に関与する者)を対象に、中途採用・キャリア採用をテーマとした採用担当の本音調査(1)を実施。また、企業で働く社員を対象に、転職をテーマとした社員の就業・転職意向実態調査(2)を実施した。本記事では、企業の中途採用・キャリア採用の状況や、社員の異業種転職の実態などを解説する。

中途採用・キャリア採用は「異業種転職」が主流に。「異業種×異職種」の転職パターンは過去最高値

転職支援サービス『リクルートエージェント』の転職者の業種・職種の異同パターンを見ると、2017年度以降は「異業種×異職種」の転職パターンが最多となり、2022年度は全体の39.3%となった。次に多い転職パターンは「異業種×同職種」であり、これらを合計すると全体の70%以上が「異業種」に転職していることがわかる。このような転職市場の動向を背景に、企業の採用担当者と直近1年以内の転職者を対象に「異業種転職」をテーマとした調査を実施した。

採用担当者の93.1%が異業種からの採用実績があると回答

企業の採用担当者に、異業種から応募してきた人の採用実績を確認したところ、93.1%の人が「採用したことがある」と回答した。前述の「異業種転職」の転職パターンの割合の高まりからも、多くの業界で異業種からの応募者を受け入れていることがわかる。人手不足の対応として業界未経験の人の採用を増やしたり、事業変革に向けて異業種や異職種の経験を持つ人を外部から採用している等の背景が考えられる。

選考時に重視することは、同業種の応募者と異業種の応募者でおおむね同じ傾向

このように異業種転職が増える中、企業は採用面接時にどのような観点で応募者を見ているのだろうか。

採用担当者に、応募者を選考する際に重視することを、「応募者全体」と「異業種からの応募者(異業種転職者)」に分けて確認した。まず全体として言えることは、両者で大きな傾向の違いはないということだ。

どの項目もおおむね選択率は近い数値だった。ただしその中でも、「前職での成果・実績」、「向上心」、「学習意欲」、「志望理由」といった項目は、異業種転職者のほうが若干高い選択率となった。異業種からの転職は、未経験の分野や仕事に適応してもらう必要がある。そのため、面接の時点で向上心や学習意欲が確かかどうかを重視して確認していると考えられる。

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