女子ゴルフの国内メジャー今季初戦、ワールド・サロンパス・カップ(茨城GC東コース)開幕前日の1日、上田桃子(37=ZOZO)がプロアマ戦後に取材対応した。

前週まで3大会連続予選落ちと苦戦が続いている。「不安もある分、最近は日曜日に練習をしていた。悔しさをぶつけられれば」と巻き返しを誓う。

近況が良くないことを、むしろ好材料とするつもりだ。「ちょっとぐらい不安材料あるときのほうが集中してプレーでき、意外と良かったというときもある」と語る。

プレーイメージはあえて低めに描く。「とりあえず、初日と2日目は60点ぐらいでいいと思っている」。80~90点を狙うイメージで臨んだときには、50点以下のプレー内容に終わることが多かったと分析。「大きなミスをしないように、『60点でいいな』ぐらいのマネジメントと期待でいけば、空回りせずにすむかな」と肩の力を抜く。

通算16勝の実績を持ちながらも、国内メジャーのタイトルとは縁遠い。今大会が通算58度目のビッグタイトル挑戦。あえて目線を下げ、気負うことなく大舞台に臨む。