- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
樹齢400年を超えるとされる三大神社(滋賀県草津市志那町)の県指定自然記念物「砂擦(ず)りの藤」が見ごろを迎え、多くの来場者が写真を撮るなどして楽しんでいる。
言い伝えによると、藤は天武天皇が藤原氏の隆盛を祈念するため植えさせたとされ、戦国時代に織田信長の兵火によって焼失した後、再び芽吹いて今の大きさに育ったという。
今年は近年になく房が長く成長。薄紫色のカーテンが甘い香りを漂わせながら風に揺れている。観覧には藤の保存協力金として200円が必要。見ごろは今月上旬まで。
同神社とともに藤の名所として知られる同市の立木神社(草津4)、志那神社(志那町)、惣社神社(志那中町)の計4神社では、6日まで藤の絵などが入った期間限定の御朱印をそれぞれ300円で授与する。志那神社と惣社神社は無人の場合があり、その際は立木神社でも対応する。問い合わせは立木神社(077・562・0420)。【礒野健一】