体調不良のため入院中の歌手太田裕美(69)が1日までに所属事務所の公式サイトを通じ、SNSなどで発信されている一部の臆測について「事実と反する」と否定し、自粛を求めた。

太田は4月17日に公式サイトで、出演予定だったライブの出演見合わせを発表。「先日より体調を崩し、医師の診察を受けたところ、入院加療が必要とのことから、残念ながら出演を見合わせることとなりました」としていた。

今回、ファンから心配や励ましの声を受け、「地獄の釜の蓋に足を引っ掛けて、危うく中に落ちそうになりましたが、奇跡的なタイミングのよさで、林基弘先生と丸山隆志先生という二人の名医に出会い、切らずに治す最先端の脳治療システム『ZAP-X(ザップ・エックス)』によって、救っていただきました。おかげさまで、まだ生きています」と報告するとともに、年内いっぱいは治療に専念するとした。

続けて「ところで、SNS等で私のことを、コロナワクチンのせいでガンになったなどとおっしゃっている方がいるようですが」と一部ネット上の書き込みに言及。「実は私はコロナワクチンは一度も受けておりませんし、これまでコロナに罹ったことも一度もありません。事実と反することが伝わっていくのはとても悲しいので、やめていただきたいです」と呼びかけた。