「M-1グランプリ2022」王者のお笑いコンビ、ウエストランドの河本太(40)が4月30日、TBSラジオ火曜JUNK「爆笑問題カーボーイ」(火曜深夜1時)に相方の井口浩之(40)とともに生出演。タクシー運転手とトラブルを起こしたことについて生謝罪し、今後の方向性を語った。

23日夜に「文春オンライン」が、JR品川駅付近で20日、タクシーを待っていた河本が運転手とトラブルになったと報じた。22日には芸能事務所タイタンの太田光代社長(59)が、相方の井口浩之(40)と共に呼び、事情聴取した上で厳重に注意したという。

河本は番組に登場した直後「このたびはお騒がせしまして、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と改めて謝罪。相方の井口も「すいませんでした。普段からタクシーの運転手さんにはお世話になっていますし、ラジオも聞いてくださっていますから」とコメントした。

井口は今後の活動について「あれから日数がたって、謹慎しているのではと言われていたんですが、(河本は)ただ仕事がないだけです」と説明。今後について問われた河本は「暇がこれから増えると思う」と切り出し「これからは1人でお仕事できれば。もちろんコンビの仕事があれば」と語った。

さらに「何かこれから1人でもできることがあればやっていきたいですね、キャンプとか登山とか」と宣言すると、スタジオからは失笑が漏れた。爆笑問題の太田光から「キャンプとか登山とかやりたいですねってどういうつもりなんだって思われるぞ。全部遊びじゃねーか」とツッコミが入った。それでも河本はペースを乱さず「お笑いできればやりたいですけど、自分1人でも呼ばれるような仕事があれば頑張りたい。精進して」と意気込んだ。

河本は「文春オンライン」によると、20日夜に乗車拒否されたと勘違いしてタクシーの車体を蹴り、降りてきた運転手ともみ合いになったという。当時、酒を飲んでいた河本だが、歯が折れるなどのけがを負った。その後、駆けつけた警官に2人とも事情聴取を受けた。話し合いの結果、事件とすることなく、双方が納得する形で収めたという。