NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜午前8時)の第23話が1日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、検察の取り調べに耐えかねたと認めた直言(岡部たかし)だが、証言を覆すつもりはないと言う。穂高(小林薫)は寅子(伊藤沙莉)を共亜事件に関わる弁護士たちに紹介。寅子らが確認した調書内容の誤りを軸に、無罪を主張しようと提案する。寅子は帝都新聞の記者・竹中(高橋努)に記事にしてほしいと依頼。竹中は危険なマネをするなと寅子に忠告するが、寅子と花岡(岩田剛典)に怪しい男たちの手が伸びる。そこを竹中が救う。そして直言の第1回公判が始まる。

新聞記者の竹中が活躍し、ネットでも反響があった。そして公判で直言が「ごめんな、トラ」とつぶやいたところで「つづく」となり、視聴者も悶絶。

X(旧ツイッター)には「平田広明さんのお名前あったね」「弁護士先生やる気じゃん」「記者きた~」「やっぱり記者いい人 笑」「記者さん、助けてくれた」「記者つえー!」「あ!!竹中!おまえなんだよー!カッケェかよ!!」「桂場久しぶりに見た」「桂場さんかっこいいぜ…」「久しぶり!桂場さん!!でもこんな場での再会だなんて」「笹寿司のおじさんも久しぶり~」「あの記者さんあえての発言なのね」「ナイスアシストなんだと思うわ。直言パパ目を覚まして!」「倒れてしまったけど、上手いこと発破かけたな記者」「ごめんなトラって、おい!」「えっ、そこで終わるのー?」「あ~早く明日の回が見たい」「ごめんはどちらの…そして続く!」「うぉぉ~、続きを…続きを見せてくれ~」などとコメントが並んだ。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。