大会最多14度の優勝を誇るレアル・マドリード(スペイン)は敵地でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)と2-2で引き分けた。FWビニシウス(23)が2得点。前半24分にMFクロースのスルーパスを蹴り込んで先制すると、後半に1-2と逆転された後も粘りを見せ、38分にPKを決めて追いついた。

今大会5得点としたブラジル代表FWは先制点について「クロースの魔法のようなパスから生まれた」と34歳MFの針の穴を通すようなスルーパスに感謝。ただ、そうして先制はしたものの、相手に押し込まれる展開で後半には一時リードを許した。

「チームの出来は素晴らしいとは言えなかったが、それでも(PKで)同点ゴールを決めることができた」とし、「(敵地での)引き分けは良い結果。我々はCLの戦いを熟知している。このような戦いには慣れている」と語った。

「魔法のようなパス」で先制点をアシストしたクロースは「相手に押し込まれているときにゴールを決めることができた。ホームで勝ち進むことができると信じている」と、5月8日にマドリードで行われる第2戦を見据えた。