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アウディが蓄電池を備えた超急速充電施設「Audi charging hub」を紀尾井町にオープン

2024.05.01

アウディ ジャパンは、2024年4月26日、Audi charging hub(アウディチャージングハブ)紀尾井町を東京都千代田区にオープンした。この拠点は、アウディ全体で7番目、ヨーロッパ以外では初となる。

今回のアウディチャージングハブ紀尾井町は、蓄電池を備えた超急速EV充電器2基4口の急速充電施設で、最大150kWで充電が可能となっている。すべての電気自動車(BEV)ユーザーを対象に急速充電の利便性を提供することで、「充電拠点不足」「自宅で充電できない」「充電にかかる時間が長い」といった都市部における電気自動車の課題解決に貢献し、アウディの日本市場と電気自動車普及へのコミットメントを示す。

さらに、再生可能エネルギー由来の電気も活用し、脱炭素化にも取り組む。なお、アウディチャージングハブ紀尾井町のオープンを記念し、急速充電の快適さを多くのユーザーに体験してもらう機会として、充電サービスを無料で利用できるキャンペーンを2024年4月26日から6月30日までの約2か月間実施する。

都市部における電気自動車の課題解決に貢献

アウディは、電動化戦略に基づき、電気自動車の新モデルの導入にとどまらず、充電ネットワークの拡充にも注力し、ユーザーが電気自動車を検討しやすい環境づくりに取り組んでいる。特に都市部では、充電器を設置するスペースが限られ、集合住宅が多いことなどから、「充電拠点不足」「自宅で充電できない」といった課題が電気自動車の利便性の妨げとなっている。また、充電の順番待ちや充電自体に要する時間を確保することは、忙しく暮らし働く人にとっての大きな負担となるため、「充電にかかる時間が長い」ことも解決すべき重要な課題となる。

今回オープンするアウディチャージングハブ紀尾井町は、アウディのe-tron取扱店であるAudi City紀尾井町に隣接し、東京都心でも特にオフィスやホテル、商業施設、官公庁などが密集するロケーションで、電気自動車の充電を取り巻くこれらの課題が深刻化しやすく、急速充電拠点のニーズが高いエリア。これらの課題解決に貢献すべく、アウディは、アウディチャージングハブの急速充電ネットワークを提供し、電気自動車の利便性を向上させる。なお日本では、紀尾井町に次いで東京の芝公園にもアウディチャージングハブのオープンを予定している。

太陽光パネルの電力も利用する2台同時に急速充電可能な蓄電池型EV充電器

アウディチャージングハブ紀尾井町では、蓄電池を備えた急速EV充電器を2基4口設置。この充電器は、2023年1月20日に発表したパワーエックスとの事業提携に基づき、同社製の蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger(ハイパーチャージャー)」を採用した。

1基につき2つのポートを持ち、電気自動車2台同時の急速充電が可能で、1台充電時の最大出力は150kW、2台同時の場合は1台当たり最大120kWの高出力で充電を行なう。充電需要の低い時間帯に内蔵の蓄電池にカーボンニュートラルの電気を蓄え、充電需要が高まる時間帯に充電を提供できる。

また、アウディチャージングハブ紀尾井町の屋上には、太陽光パネルを設置し、アウディチャージングハブの運営に必要な電気を補う。脱炭素に貢献しながら、電気自動車ユーザーにより高い利便性を提供する。

プレミアムな充電体験をすべてのBEVユーザーに提供

アウディは、この革新的なアウディチャージングハブでの充電体験をより多くのBEVユーザーに提供したいと考え、アウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェのBEVオーナー対象に提供するプレミアム チャージング アライアンス(PCA)のメンバー以外にも利用できるようにする。オープンを記念して、2024年4月26日から6月30日まで、全BEVユーザーに急速充電30分無料体験キャンペーンを提供。二次元コードを読み取り、必要情報を入力することで、1ユーザーにつき期間中最大2回まで急速充電を体験できる。

さらにアウディとポルシェ、フォルクスワーゲン3ブランドのオーナーを対象としたPCAのメンバーには、アウディチャージングハブ紀尾井町の1基2口をPCAメンバー専用基として設置し、優先的に利用できる。今後、PCAメンバー向けには予約システムを導入し、待ち時間のないよりプレミアムなサービスを提供する予定となっている。なお、現在PCAメンバー数は6000名を超え、PCAメンバー向け最大150kWの急速充電ネットワークは全国356拠点に拡大している。

AUDI AG プレミアムチャージング担当シニアディレクター ラルフ ホルミッグ氏は、次のように述べている。

「電気自動車への移行において充電インフラは重要な成功要因であり、私たちはアウディチャージングハブにより、この課題を解決します。ニュルンベルグにある、アウディ初のアウディチャージングハブで充電するユーザーの約70%はリピーターで、これは時代の流れをとらえた、アウディのユニークなコンセプトが受け入れられているからであり、今後、日本の皆さんにも、このコンセプトに沿って作り上げられたアウディチャージングハブ紀尾井町で、その最新技術をご体験いただけるのを楽しみにしています」

さらにアウディ ジャパン ブランド ディレクター マティアス シェーパース氏は、以下のように語っている。

「アウディがグローバルで推進する電動化戦略の要の一つであるアウディチャージングハブを日本に導入することができ、大変うれしく思います。アウディチャージングハブの開設は、都市部の電気自動車に対する不安要素の解消に貢献したいという、アウディ ジャパンの電気自動車推進に対するコミットメントを表しています。紀尾井町は隙間時間に気軽に立ち寄れるロケーションにあり、充電時間には休憩したり、アウディの新型モデルを見ていただいたりしている間に充電が完了し、充電に費やしていた時間を最小限にし、有効活用できます。このプレミアム体験を、多くの皆様に実感いただきたいと思います」

充電ネットワークとe-tron、双方の進化を遂行

急速充電の利点を最大限に活用するには、環境の整備と共に電気自動車側の進化も必要となる。アウディが現在日本で販売しているQ8 e-tron、Q8 Sportback e-tron、SQ8 Sportback e-tron、e-tron GT quattro、RS e-tron GTはすべて、150kWでの充電に対応したモデルとなる。150kWでの充電の場合、航続距離100km分の充電を、Q8 e-tronなら約8.5分間、e-tron GTなら約6.5分間で可能。

また、アウディ ジャパンは、アウディ初の電気自動車e-tronの充電能力を最大150kWに引き上げる急速充電レトロフィットキットを無償で装着するサービスも2023年に開始した。アウディは、e-tronシリーズのモデルと急速充電ネットワーク双方のイノベーションによって、電気自動車の課題を解決し、脱炭素化の推進を続けていくとしている。

なお、アウディチャージングハブ紀尾井町を利用した人を対象に、「Audi e-tronお乗り換えキャンペーン」も実施。このキャンペーンは、Q4 e-tron、e-tron GT購入時の適用金利を店頭表示金利から1%引くというもので、より手軽にAudi e-tron各モデルへの乗り換えが可能になるとしている。

【アウディチャージングハブ紀尾井町 概要】

所在地:東京都千代田区麹町5丁目7番15
運営時間:年中無休 24時間利用可能
利用方法:充電器に設置の二次元コードをPCAアプリまたはスマートフォンのカメラで読み取ることで利用可能
利用料金:PCA月額会員は75円/分、PCA都度会員は200円/分、一般利用は250円/分
急速充電30分無料体験キャンペーン:2024年4月26日から6月30日(1ユーザーにつき、期間中最大2回まで)

関連情報:https://www.audi.jp/e-tron/charging/ach/

構成/土屋嘉久

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