元プロレスラーでタレントの北斗晶(56)が30日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜午後5時)に火曜レギュラーとして生出演。22年10月1日に亡くなったプロレスラー、アントニオ猪木さんへの国民栄誉賞を熱望する場面があった。

番組では悪役レスラーで鳴らしたタイガー・ジェット・シンさんが旭日双光章を受賞したことを報じた。シンさんはプロレスラーとしての活動のみならず、引退後も震災時には海外から支援していたという。北斗は「引退されてからもそういうことで活躍されたりだとか、そういうところが認められたと思うんですよ」と切り出し、続けて猪木さんの名前を引用した。

猪木さんは旭日中綬章が追贈されている。北斗は「私はね、猪木さんには国民栄誉賞をいただきたいなって」と自分の思いを口にした。そして「帰り道にタクシーで、ちょっと混んでる時にね、下道を走っているときに。若い子たちが集まって、居酒屋で解散する時だったんだね。(道が)混んでて(タクシーの)窓が開いてて。『じゃぁ行くぞって。1、2、3、ダー!』って。みんな拍手して解散している姿を見た瞬間にやっぱり猪木さんってすごいなって。どれだけみんなを元気づけたか。どうしても、国民栄誉賞を頂きたいなと」と一気に語った。