前明石市長で弁護士の泉房穂(いずみ・ふさほ)氏(60)が30日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)にゲスト出演した。

4月15日に行われたジャーナリスト田原総一朗さん(90)の「卒寿と出版を祝う会」で顔を合わせたパーソナリティー生島ヒロシ(73)と泉氏。生島は「エネルギーあふれる方が多かったですけど、泉さんのパワーはなかなかでしたね」と振り返った。

泉氏は「なかなか…。ちょっと、すいません。ちょっとうるさくてね、よう、しゃべるんです。よく裏表がないとか、どっちが表で裏か分かりませんけど、このままってよう言われますね。でも、ずっとしゃべってるんですよ」と大きな声で答えた。

生島が「でも、いろいろとプロフィルを拝見すると、東大をお出になったわけですよね」と聞くと、泉氏は「大学卒業した後はNHKでディレクターしてたんですけど、辞めた後に一時(いっとき)、パチンコ屋さんで朝のオープンの前のモップかけとかやってましたね。その後、テレビ朝日の『朝まで生テレビ』の…。その後、(元衆議院議員)石井紘基さんと出会って選挙応援して、その人に言われて司法試験を受ける形になって弁護士という、ちょっと紆余(うよ)曲折というか、結構激しい20代でしたね」と若き日を振り返った。

2011年(平23)から12年間、兵庫・明石市長としてらつ腕をふるった泉氏。退任後は、歯に衣(きぬ)着せぬ発言が注目を集めている。「ラジオ好きなんですよ~。テレビだとね。どうしても、しゃべる時間が短いです。ラジオだと結構、ある程度まとまってしゃべれるので、ラジオはいいですよ」と“ラジオ愛”を語った。

生島が「そうなんですよ。これから時々。ゲストコメンテーターとして」とラブコールを送ると、泉氏は「ありがとうございます。もし、お忙しかったらそっちの席に座ってMCやりますから」とパーソナリティーの座に色気。生島も大笑いながら「承知しました!」と爆笑トークを終えた。