日本（B組2位）がイラク（C組1位）に完勝し、今夏のパリ五輪（オリンピック）出場を決めた。8大会連続12度目。アジア最終予選（3・5枠）を兼ねた大会で、前半にFW細谷真大（22＝柏レイソル）とMF荒木遼太郎（22＝FC東京）が得点を奪い、出場権が確定する決勝進出を果たした。
1次リーグ初戦の中国戦で決勝ゴールを奪ったMF松木玖生（FC東京）は、大会を通じて貢献。日本時間30日に21歳の誕生日を迎え、荒木との東京コンビでヒーローインタビューを受け、喜びを語った。
－まず荒木選手、素晴らしい活躍でした。まずゴールを振り返ってください
荒木 そうですね、チマからいいボールが来たんで、冷静にキーパー見ながら流し込むだけでした。
－松木選手、今日はどういったお気持ちでピッチに立ちましたか
松木 もう自分を犠牲にしていいほど、チームのために献身的にやろう、っていう風に試合前に決めていました。それが今日、勝ってパリが決まったことが一番ホッとしてます。
－－荒木選手、今日はどういったプレーを自分の中で意識してピッチに立ちましたか
荒木 そうですね。もう自分もホント（松木）玖生が言ったように、自分を犠牲にしてでも、自分が走ってでも、日本のために戦いたいなっていう風に思ってました。
－－松木選手、日本時間ではありましたけども、誕生日を迎えました。素晴らしい日になったんじゃないですか
松木 そうですね。人生で一番最高のプレゼントかなっていう風に思います。
－－その中で誰に一番報告したいですか
松木 報告？ 報告？笑 どういう報告ですか？笑 やっぱチームメートですかね。
－－荒木選手、パリが決まりました。今のお気持ち、どうですか
荒木 いやもう、今までやってきたものが今日の試合で全て出て、もう最高です。
－－松木選手、最後に。大会はまだ終わってません。最後にチームとしての目標を教えてください
松木 やっぱり自分たちは優勝するためにここに来ているので、最後の一戦、負けられないと思いますし、しっかりと日本にまた、いいニュースを届けていけるようにしたいなという風に思います。
5月3日（日本時間4日午前0時30分）の決勝では、準決勝第1試合でインドネシアを2－0で下し、初の五輪切符を手にしたウズベキスタンと対戦する。
