日本代表がイラクを2-0で下してパリオリンピック(五輪)出場権を獲得し、8大会連続出場を決めた。
準々決勝のカタール戦で決勝弾を決めたエースFW細谷真大(22=柏レイソル)が前半28分、MF藤田譲瑠チマの浮き球パスに抜け出し、絶妙トラップ→ターンからの技あり弾でパリ五輪を引き寄せた。
試合後、細谷は得点シーンに「チマが前向いた瞬間、浮き球でパスをくれたので。同じシチュエーションが前にもあった。落ち着いて流し込めた。1点取れてよかった」と振り返った。今後に向けては「パリ出場を目指してやってきた。新たなスタートになりますが、メダル取れるようにいい準備をしてやっていきたい」。最後は言葉がもつれ、苦笑する場面もあったが、笑顔があふれていた。