サッカー男子U23日本代表、パリ五輪出場決める　8大会連続

　サッカー男子U23（23歳以下）日本代表は30日、今夏のパリ・オリンピック出場を決めた。1996年アトランタ大会以降、8大会連続12度目。五輪のアジア最終予選を兼ねたカタール・ドーハでのU23アジア・カップ準決勝でイラクに2―0で勝ち、今大会の3位までに与えられる五輪出場権を獲得した。前半に細谷真大選手（柏）と荒木遼太郎選手（FC東京）がゴールを決めた。

　日本は2021年の東京五輪は開催国として出場しており、予選を突破しての五輪出場は16年リオデジャネイロ大会以来。既に出場を決めている女子とそろってパリ五輪に出場する。

　準決勝のもう1試合はウズベキスタンが2―0でインドネシアを降して初の五輪出場。決勝は5月3日（日本時間4日未明）から。決勝前日にはイラク―インドネシアの3位決定戦があり、4位は9日のプレーオフでアフリカ4位のギニアと対戦する。【高野裕士】