女優吉田羊が29日、TBS系「日曜日の初耳学」(日曜午後10時)に出演。予備校講師の林修氏(58)との対談で、飾らない姿をみせたが、あこがれていた脚本家との初対面で飾りすぎて大失敗したエピソードを披露した。

女優としてブレークする以前、憧れの三谷幸喜氏(62)の主宰する劇団「東京サンシャインボーイズ」に出演することになった。。当時は俳優中井貴一(62)に「目をかけていただいた」と話し、三谷氏のファンであることを知って「つないでくださった」という。吉田は「大好きな三谷さんに初めてお会いできるので、とびっきりのオシャレをしていったんです」と語った。当時、大流行していたマキシの黒いロングコート、さらにみんながかぶっていたラビットファーのモフモフした帽子をかぶっていったと明かした。

しかも、普段はしない「つけまつげをして、とびっきりのオシャレをしていったんです」と繰り返した。 三谷氏は中井から「吉田羊ちゃんっていう素朴な子が来る」と伝えられていたという。三谷氏はのちに中井に「素朴だというから会ってみたら、メーテル(アニメ「銀河鉄道999」で全身黒服のヒロイン)みたいな人が来た」と驚いたという。

吉田は「最後のゲストでは、残ったひと枠のキャスティングを考えていたけど、イメージと違って『この子はない』って話されたそうで、私は三谷さんからは1回消えたそうです」と話した。

その後、「いろいろあって、もう1度お話をくださって出していただけることになりました」と話して「今となっては私の黒歴史です」と苦笑いした。