J1アビスパ福岡は29日、福岡市内で練習し、G大阪戦(5月3日、ベススタ)に備えた。28日の敵地東京V戦から一夜明け。出場組はランニングのみのリカバリーで終えた。

元日本代表FW岩崎悠人(25)が、J1ワースト8得点の打破を誓った。東京V戦は、ほぼ決定機がなく、今季3度目のスコアレスドロー。「アタッキングサードまで何回か行けたが、クロスに対す質や入る枚数を増やしていかないといけない」と課題が残った。

G大阪戦では反省を生かす。「守備が堅いイメージ。中谷選手が入り守備の統率がとれている」という堅守の印象の相手だが、得点を取るために「(G大阪のDFラインは)4枚でやっている。うちの5枚に対してスペースが空いて来ると思うので、反省を生かしてサイド攻撃から得点につなげることが大事」とゴールを描く。

東京Vの徹底マークで封じられた6戦5発のFWザへディに対しても「チャンスで、いかにスプリントできるかが大事になると思う」とし、J1屈指の俊足と運動量で、G大阪撃破のアクセントになる覚悟だ。

※岩崎の崎は、崎の大が立の下の横棒なし