ロッテ友杉篤輝内野手(23)には昨年から続ける習慣がある。2年目の今季、開幕から遊撃で活躍。

14日に規定打席に到達し、一時は打率トップにもなった。

昨年から、試合後はベンチのごみ拾いをするのが習慣になっている。「年齢的にも下でやらなきゃいけない。みんな飲みっぱなしなんで」と苦笑い。今年はルーキーの上田希由翔内野手(22)ら若手中心に行う。「オープン戦の時に言ったら、そこから手伝ってくれるようになった」と先輩として指導することもある。「やっぱり神様は見てる。気づいたところはやりたいなと思います」と日々の行いを大事にしていく。

昨年末には浦和寮を退寮し、今年の1月には結婚を発表。環境も変わった。意識しているのは食生活。「タンパク質足りないって言われるので、肉とか魚を食べる量増やすようにしている」と気を使っている。「いつも作ってもらっています。前よりもさらに食生活は良くなったと思います」と家族の支えは大きい。

シーズンはまだ始まったばかり。「打率を気にしたら落ちた時に沈んじゃうので、今は1日1本っていう風に思っている、試合数より打ちたいです」。背番号も環境も変わった今季は、飛躍の年にする。【ロッテ担当 星夏穂】