西武は2試合連続延長で敗れ、今季6度目のサヨナラ負けを喫した。延長戦15連敗と2リーグ制後のワースト記録を更新。同点の延長12回2死満塁で柳田を追い込みながら、古市尊捕手(21)が7番手左腕ヤンの投じた外角低め151キロを捕逸。痛恨のミスで相手に勝利を譲り、古市は悔しさのあまりグラウンドで座り込んだ。

我慢し粘ったが勝利には届かなかった。7回に先発左腕隅田が甲斐に勝ち越しソロを浴びたが、8回に5番佐藤龍の右犠飛で追いつき延長戦に持ち込んだ。10回から3イニング連続で得点圏に走者を置くも、12回1死満塁で7番外崎が三ゴロ併殺に倒れるなど得点することができなかった。好機での1本に松井監督は「そこはちょっと難しいよね」と考え込んだ。借金は今季最大の8と膨れ上がり、外崎は「勝てるように頑張ります」と話し、バスに乗り込んだ。

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