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自民・鶴保庸介氏 衆院くら替え断念「批判甘んじて受け入れる」

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衆院和歌山1区からのくら替え出馬断念を表明する鶴保庸介参院議員=和歌山市で2024年4月28日午後2時8分、駒木智一撮影 拡大
衆院和歌山1区からのくら替え出馬断念を表明する鶴保庸介参院議員=和歌山市で2024年4月28日午後2時8分、駒木智一撮影

 自民党参院議員の鶴保庸介元沖縄・北方担当相(57)=和歌山選挙区=は28日、和歌山市内で記者会見し、衆院和歌山1区からのくら替え出馬を断念すると明らかにした。鶴保氏は県議の一部や県町村会から見送りを要請されたとし、「地元の声を無視することはできない。(くら替え断念の)批判は甘んじて受け入れる」と述べた。

 県選出の世耕弘成前参院幹事長(61)が自民派閥の政治資金パーティー裏金事件で処分を受けて離党しており、自民所属の参院議員が不在になることを懸念する声が上がっていた。

次期衆院選候補 和歌山全て白紙

 次期衆院選で定数1減となる県内2小選挙区のうち、2区の候補予定者だった二階俊博元幹事長(85)は不出馬を表明しており、これで自民の候補者は全て白紙となった。町村会は二階氏の三男伸康氏(46)に2区からの出馬を要請しているが、伸康氏は態度を明らかにしていない。県連は今後、公募も含めて候補者の選定を急ぐ。

 旧区割りで実施された昨年4月の1区補選では自民元職が日本維新の会新人に敗れ、次期衆院選も苦戦が予想される。さらに、世耕氏が無所属で2区からくら替え出馬するとの見方もあり、県連は難しい対応を迫られそうだ。【駒木智一】

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