楽天が、今季初の2桁失点で完敗した。15被安打、10失点。ロッテ打線をわずか1点に抑えたカード初戦とは打って変わり、投手陣が大崩れした。今季初勝利を狙った先発滝中が3回につかまった。3番ポランコから4連続タイムリーなど5本の長短打を浴び、3回5失点で降板した。「低く投げきれず、真ん中にいってしまった。そこが実力不足です」と肩を落とした。

打線は5回に1点をかえすのがやっとで、散発5安打に終わった。投打とも精彩を欠く結果に、今江監督は「大量失点がなければ、後から詰めていけた。(3回に)1イニング5点も与えれば、攻撃の作戦は出せないです」と険しい表情で振り返った。1勝1敗で迎えるカード最終戦。指揮官は「もう本当に切り替えて、しっかり戦って、なんとか勝ち越せるようにやっていきます」と前を向いた。

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