地球と月が生み出す大迫力 春の鳴門海峡「渦潮」見ごろ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
激しい潮の流れで渦を巻く鳴門の渦潮=鳴門海峡で、本社ヘリから加古信志撮影
激しい潮の流れで渦を巻く鳴門の渦潮=鳴門海峡で、本社ヘリから加古信志撮影

 徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間にある鳴門海峡で渦潮が見ごろを迎えている。

 海峡の北側にある播磨灘と南側の紀伊水道の間で、干満潮の影響による潮位の差で潮の流れが起きる。幅1・3キロの狭い海峡には海水が勢いよく流れ込み、海峡の独特な地形の影響で渦潮が発生。大潮で干満の激しい春や秋には大きいものは直径20メートル以上の巨大なものも見られる。

 渦潮の間近を航行する観潮船のデッキでは、多くの観光客が迫力あふれる景色を楽しんでいた。また、船以外にも大鳴門橋にある観光施設「渦の道」からもガラス床を通して真下の渦潮を見ることができて人気となっている。【加古信志】

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月