桂川有人(25=国際スポーツ振興協会)が7バーディー、ノーボギーの63で回り、通算17アンダー263で2年ぶりのツアー通算2勝目を挙げた。

167センチと小柄ながら、300ヤードの飛距離を誇る飛ばし屋。昨季は米下部ツアーを主戦場にしたが、シード権を逃した。国内で再出発を図った今季。日本、欧州ツアー共催の今大会での優勝で、日本、欧州両ツアーのシード権を獲得した。

「この優勝をきっかけに、2勝、3勝し、世界で活躍するプレーヤーを目指す」。国内ツアーでは最高額となる38万2500ドル(約5930万円)も獲得。今回の優勝は米ツアー再挑戦の第一歩になった。