山崎育三郎(38)が28日、都内のアーバンドックららぽーと豊洲で、24日にリリースした6年ぶりのオリジナルアルバム「The Handsome」リリースイベントを開いた。席上で、プロ野球全12球団で君が代独唱と始球式の“二刀流”を行う目標を掲げた。

山崎は、直射日光が降り注ぐ中「The Handsome」収録の「Witch GAME」などを歌い、語った。

「こういう暑い日に、甲子園球場の開会式で『栄冠は君に輝く』を歌った。高校球児が整列している中で…何とも言えませんよ」

23年8月6日の全国高校野球選手権開幕式で「栄冠は君に輝く」を歌ったことを振り返った。

さらに、9日に兵庫・甲子園球場で行われた阪神-広島戦で、君が代独唱と始球式の二刀流を行い、見事ストライクゾーンに投げ込んだことにも触れた。

「阪神の甲子園球場の、阪神の開幕戦で投手をやって。『国歌を独唱してから始球式まで、5分しかありません。山崎さん、いけますか?』と聞かれて」

独唱から始球式まで時間がない中、連続で行うことは可能かと関係者に聞かれたと振り返った。

その上で「行けるんです! (主演ミュージカル)『トッツィー』で早着替えを30回はしたんですから。なかなか、できないらしいんですけど…初めてって、すごいじゃないですか」と胸を張った。

「そして、ストライクですから。そういう時に決めちゃう男なんです。あそこにいますと、ちょっと感覚が違いますよ。選手がいらっしゃる。次の目標は、全12球団の始球式で、投げて歌う。目標です。お待ちしております」と呼びかけた。

「The Handsome」は、劇作家・演出家の根本宗子をプロデューサーに迎え、OKAMOTO'S、マハラージャン、清竜人、吉澤嘉代子、大森靖子らが楽曲提供し、この世で最もハンサムな結婚詐欺師の物語をを紡ぐ作品となった。