特集

黒鷲旗バレー2024

5月1日~5月6日に開催された第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会の結果や見逃し動画を配信します

特集一覧

「藍くんのお兄ちゃん」 サントリー高橋塁が感じた重圧 黒鷲旗バレー

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会に向けて笑顔を見せるサントリーの高橋塁選手=大阪府箕面市のサントリー箕面トレーニングセンター体育館で2024年4月20日、川平愛撮影
第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会に向けて笑顔を見せるサントリーの高橋塁選手=大阪府箕面市のサントリー箕面トレーニングセンター体育館で2024年4月20日、川平愛撮影

 兄弟が同じ競技で刺激し合い、才能を開花させるアスリートは少なくない。第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会(5月1日開幕)に出場するVリーグ男子、サントリーの高橋塁選手(24)もその一人だ。2学年下の弟は、日本代表で主軸を務める藍(らん)選手(22)。イタリア最高峰のセリエAでプレーする弟の活躍に刺激を受けながらも、実は重圧と闘った日々があった。

 高橋選手は日大を経て、サントリーに入り2年目を迎えた。出場機会に恵まれず公式戦のデビューは2023年の黒鷲旗大会だった。日体大との試合で途中出場し、サービスエースで得点を奪ったのがチーム加入後の初得点になった。「『やっと(出番が)来たか』という感じ。ようやくここから始められると思いました」と振り返る。

 レギュラー陣のレベルは高く、ルーキーシーズンでは出場機会に恵まれなかった。「言い訳ではないですけど、思い通りにいかずに落ち込むことも多かったです」。落ち込んだ理由の一つにあったのが、弟の活躍だった。…

この記事は有料記事です。

残り889文字(全文1319文字)

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月