芸能事務所シス・カンパニーは28日、段田安則(67)が紫綬褒章を受章したと、俳優部の公式X(旧ツイッター)で発表した。主演舞台「リア王」公演中の段田のコメントも、併せて発表した。

「米一粒作れず、世間のお役に立っているとは思えない私が紫綬褒章を賜るとは、まさに望外の喜びです。俳優はゼロからは何も生み出せません。舞台の上、カメラの前に立たせていただいた方々、一緒に仕事をさせていただいた方々のお力添えに感謝いたします。漠然と俳優を志し、上京した22歳の自分に、67歳のときに紫綬褒章をいただけると言ったらどんな顔をしたでしょうか。今後もこれまでと変わらず、仕事に励む所存でございます。誠にありがとうございました」