阪神が逆転勝ちし、単独首位をキープした。貯金5で、3試合を残して4月の勝ち越しを決めた。ハイライトは1-2の5回だった。近本光司外野手(29)が右越えに3号の逆転2ランを放った。なおも2死二塁と攻め、大山悠輔内野手(29)が左前に運んで4-2とした。

岡田彰布監督(66)は「明日までに切り替えて、ちょっと考えろ言うて」と敗れた前日26日の試合後に、野手を集めてミーティングを行ったことを明かし「今日はなあ、おーん」とこの日の選手たちの切り替えに納得の様子だった。

また前日26日に先発し、この日出場選手登録を抹消された青柳晃洋投手(30)については「抹消したよ、今日は。1回飛ばすから」と話した。

阪神岡田監督の一問一答は以下の通り

--昨日野手を集めて話をした

いや、昨日打ち取られ方が悪いからさ、今日もおんなじようなピッチャーでなあ、だからお前、それで言うたんよ。明日までに切り替えて、ちょっと考えろ言うて。

--しっかり1人1人考えてやってくれた

おーん。今日はなあ、おーん。だから、まあね、そら内容は言われへんけどね、今日のピッチャーね、昨日もね、打ち取られ方とかな、そんなんはもう試合見とったら分かるやんか。それをやらんようにっていう、一番典型的なんは近本のホームランやったな、やっぱりな、おーん。

--近本は変化球、変化球から、直球が来たところをとらえた。大きなホームラン

いやいや、大きなって、そらまあ言われへんからこっちは、そんなもん。配球なんかは言われへんから。

--小幡の2安打も

おーん。昨日もヒットなあ、最後曲がりなりにも打っとったし、最初のなあ、1点目が大きかったわなあ、やっぱりなあ、おーん。なかなか、序盤4回5回ぐらいまで点が入らんことがね、ピッチャーがいい時は入らんことが多いけど、2点とられて、その裏ですぐ1点返せたいうんは大きかったんやな。まあどっちか言うたら後半勝負のそういうゲーム展開が多いからな、やっぱり競っていってる方がやっぱりな、攻めやすいし。

--最終回の中野の守備も落ち着いていた

いや、もう、8回9回2人(岩崎とゲラ)もう出したら任さないとしょうがないよ。どうこう言うても。まあ最後は、ねえ、1点でも勝ちきると、それが後ろのピッチャーの仕事やから。ねえ、1点やったらええ仕事するけど、3点やったらとられるピッチャーっていっぱいおるよ。でも、勝ち切るいうのが一番大事やからな。後ろの2人に関しては。

--最後はゲッツー体勢

おう、ゲッツー体勢。あんなんなったらセンター抜けてるやんか。そんなん普通や。常識や。川端の足とお前、二遊間を考えたらゲッツー取れるよ。そんなの。

--桐敷は同点もOKだと

いや、そんなことないよ。同点はあかんよ。同点はあかんよ。

--相手の代打陣を考えればあそこは桐敷

いやいや。向こうは青木とか川端を出したくてしょうがないんやから。西川もまだおったからな。そんなもん全然、だからその前に止められたけどな。加治屋で止められたんやけどな。右2人をな。

--大竹の緩急。

いや、そういうことやで。それはどんな形であれ抑えることが一番なんやから。それはバッタバッタ三振取るようなピッチャーちゃうやんか。ストレートでどんどん空振りとれへんわけやから。じゃあどうして相手を抑えていくかやから。

--青柳が抹消。このまま帯同する

いや帯同というか。抹消よ、抹消よ。抹消したよ、今日は。1回飛ばすから。

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