日本ハムが新庄政権初となる3、4月の月間勝ち越しを決めた。

初回1死一塁から3番万波中正外野手(24)の左中間適時二塁打で先制。さらに1死一、三塁から5番田宮裕涼捕手(23)の右翼線適時二塁打で2点目を奪うと1死二、三塁、6番郡司裕也捕手(26)の中前適時打で走者2人をかえし、いきなり4点を挙げ、突き放した。

21試合を消化し12勝8敗1分けで、4月の残り3試合全敗でも貯金が残る。新庄監督就任後、3、4月は1年目の22年が9勝16敗、昨季は9勝19敗と大きく負け越しており、初めてシーズン序盤に勝ち越した。

指揮官は開幕前に「開幕して20試合で最高は16勝4敗ぐらいで」とスタートダッシュをイメージ。さすがに20戦16勝ペースにはならなかったが、今季は既に勝率6割と、勢い良く踏み出している。

先発伊藤大海投手(26)も、6回115球を投げ1安打8三振無失点と好投し、ホーム5連勝、7カード連続初戦白星への流れをつくった。

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