がん治療中のチャールズ英国王、公務復帰へ 天皇皇后は6月に訪英

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英ロンドン郊外のウィンザー城を訪れたチャールズ国王(右)とカミラ王妃=2024年3月31日、ロイター 拡大
英ロンドン郊外のウィンザー城を訪れたチャールズ国王(右)とカミラ王妃=2024年3月31日、ロイター

 英王室は26日、がんの治療を受けているチャールズ国王(75)が近く公務に復帰すると発表した。最初の公務はがん治療施設の訪問で、30日にカミラ王妃と共に医師や患者らと面会するという。また、国王の招待を受け、日本の天皇、皇后両陛下が6月に国賓として訪英することもあわせて発表された。

 国王は2月に自身のがんを公表。がんの種類や進行度は明らかにしていないが、外来で治療を続けている。がん公表後は公の場にほとんど姿を現さず、体に負担の少ない書類の事務処理などの仕事を続けていた。今回の公務復帰は「経過が良好」(英BBC放送)なためと報じられている。

 英王室を巡っては、ウィリアム皇太子の妻のキャサリン妃(42)も3月、がんの治療を受けていると発表した。国王と同様、がんの種類などは明らかにしていないが、現在は化学療法の初期段階の治療をしているという。【ロンドン篠田航一】

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