【ハマのケンティー】DeNAドラ6井上絢登 四国IL最強打者のプロ初H/連載16

DeNAドラフト6位ルーキーの井上絢登内野手(24)が、4月14日のヤクルト3回戦(横浜)でプロ初安打をマークしました。家族も観戦に訪れる中、プロ3打席目での初安打でした。「ハマのケンティー」は試合後、初安打の思い、記念球をプレゼントする相手、この日はそろってスタメンだった度会隆輝外野手(21)、石上泰輝内野手(22)の同期への思いなども語りました。

プロ野球

◆井上絢登(いのうえ・けんと)2000年(平12)2月23日、福岡県生まれ。小学1年から野球を始め、中学時代は二日市ボーイズ所属。久留米商では3年夏県大会4強が最高成績。福岡大ではベストナイン2度(2年秋、4年秋)獲得。四国IL・徳島では22年から2年連続で本塁打王と打点王の2冠に輝いた。23年ドラフト6位でDeNA入り。178センチ、83キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸780万円。

「記念のボールはおやじに」

井上は1点ビハインドの3回無死、1ボールから、ヤクルト・ヤフーレの139キロの変化球を右前に強烈な打球ではじき返した。12日のヤクルト戦から1軍にプロ初昇格。2試合連続で代打で起用されたが、この日はプロ初スタメンで初安打を放ち、「ハマの番長」の起用に応えた。

――プロ初のスタメン起用だった

スタメンというのはまだ言われてなかったですけど、昨日の夜から(ヤクルト投手の)データとかを見て、今日に向けての準備をしていました。

――プロ初安打の感触は

迷いなく、いいスイングができたと思います。やっぱり、めちゃめちゃホッとしましたね。

――記念のボールはもらった?

もらいました。おやじが今日見に来てたので、渡そうと思います。この後、渡します。

―― 新人3人が同時にスタメンで起用され、そろって安打を放った

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。