消えゆく「みどりの窓口」 “話せる券売機”増えるも高齢者は困惑

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減少を続ける「みどりの窓口」=JR東京駅で2024年4月9日午前10時55分、平塚雄太撮影
減少を続ける「みどりの窓口」=JR東京駅で2024年4月9日午前10時55分、平塚雄太撮影

 利用客減などを背景に、JR駅構内にある「みどりの窓口」などの有人の切符販売窓口が減少し、毎日新聞が集計したところ過去3年で35%が閉鎖されていた。大型連休(ゴールデンウイーク)は混雑が予想され、「不便」と感じる人もいるだろうが、JRは「むしろ便利になった部分もある」としている。

◇JR東日本は半減

 毎日新聞が全国のJR6社に2021年4月と今年4月時点のみどりの窓口(JR東海は「きっぷうりば」)の設置駅数を聞いたところ計1183駅から計760駅へと、35%も減少していた。JR東日本、西日本の2社は今後も削減を進める方針で、減少傾向は当面続く見込みだ。

 減り幅が大きかったのはJR東日本(440駅→209駅)、JR西日本(360駅→173駅)、JR四国(32駅→16駅)の3社で、いずれも半減していた。

 削減理由についてJR西日本は…

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