「冷たい海に今もつかって」 海自ヘリ墜落1週間、機体回収は難航か
毎日新聞
2024/4/27 05:00(最終更新 4/27 14:02)
有料記事
2279文字
- ポスト
- みんなのポストを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
伊豆諸島・鳥島の東海域で海上自衛隊の哨戒ヘリコプター「SH60K」2機が夜間訓練中に墜落した事故は、27日で発生から1週間となった。搭乗員は死亡が確認された1人を除き、7人が行方不明のままだ。「ひょっこり帰ってきてくれないか」。同僚たちは帰還を祈る。一方、海自は捜索活動や原因究明を続けている。ただ、機体の回収は難航も予想される。
親しい隊員が搭乗「真相を知りたい」
「冷たい海に今もつかっているのか……」。東京・市ケ谷の防衛省。ある海自隊員は、搭乗者リストに親しい隊員の名前を見つけた。「細心の注意を払っていたはず。真相を知りたい」と声を絞り出した。
墜落した2機は…
この記事は有料記事です。
残り1995文字(全文2279文字)