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山形県飯豊町の白川湖で春の間だけ現れる幻想的な「水没林」のライトアップが始まり、訪れた観光客を楽しませている。
白川ダムによって形成された白川湖に大量の雪解け水が流れ込み、湖畔のヤナギ林がつかる水没林。3月下旬から田植えや梅雨に備え水位を下げる5月中旬まで見ることができる。
湖畔にはキャンプ場があり、カヌーなども体験できる。近年はSNS(ネット交流サービス)映えすると拡散され、国内外から多くの観光客が訪れるようになった。ライトアップは昼間だけでなく夜も楽しめるように昨年から始まり、今年は5月18日まで毎日午後6時半~9時に実施する。
キャンプをするため仙台市から来た梅川穂花(ほのか)さん(27)は「水と木、自然のすごさを感じる」と水面に木々が映った光景に目を奪われていた。【竹内幹】