北海道コンサドーレ札幌を運営するコンサドーレの株主総会が26日、行われた。23年度の売上高は前期比114・0%の41億1145万円で過去最高を更新するも、純損失は4億1202万2000円で、6期連続の赤字となった。

三上大勝代表取締役GM(52)は「トップチーム人件費は、ここ数年変わらず18・5億円というサイズ感。その他のコストが大きな要因」と分析。「チームの運営管理費は、すべて飛行機移動を含め、どのクラブより状況としては難しい」と、遠征に必要な費用を挙げ、「興行面のコストは他クラブと比較すると、大きな割合を占めている。まずは興行に向けたコストの見直し、よりいっそうの管理が大きな打ち手になる。利益率を大切にしていく」と話した。