関西空港、国際線1905万人 外国人は開港2番目の多さ 23年度

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年末年始を海外で過ごす人たちで混雑する国際線の出発ロビー=関西国際空港で2023年12月28日午前10時29分、川平愛撮影 拡大
年末年始を海外で過ごす人たちで混雑する国際線の出発ロビー=関西国際空港で2023年12月28日午前10時29分、川平愛撮影

 関西空港を運営する関西エアポートは25日、2023年度の国際線の旅客数が1905万人と前年度の3・7倍になり、新型コロナウイルスの感染拡大前だった19年度の86%の水準まで回復したと発表した。外国人旅客数は1501万人と円安などのため好調が続き、18年度の1552万人に次いで開港以来2番目を記録した。

 国際線の日本人旅客数は394万人で、19年度の55%と回復が遅れていて、円安や現地の物価高、航空運賃の高止まりが影響したとみられる。国内線は682万人と19年度比2%増でコロナ禍前を上回った。乗り継ぎを含む全体の航空旅客数は2588万人と19年度の90%だった。

 国際線の方面別では、韓国650万人▽東南アジア338万人▽中国292万人▽台湾258万人▽香港・マカオ223万人――など。

 24年3月単月の国際線の外国人旅客数は146万人、日本人旅客数は50万人だった。

 また、23年度の伊丹空港の国内線旅客数は19年度の94%の1479万人だった。神戸空港の国内線旅客数は19年度比5%増の344万人と開港以来最高を記録した。【中村宰和】

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