レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が26日にホームで行われるスペインリーグ第33節レアル・マドリード戦で、3試合ぶりに先発復帰するとスペイン紙マルカが試合当日に予想した。

久保は2試合連続のベンチスタートになった前節ヘタフェ戦で後半開始から出場し、序盤からいい動きを見せた。そして後半34分に左サイドを突破してマイナスのパスを送り、サデュクの決定機をお膳立てするも、シュートは枠外で得点ならず。試合は1-1で終了し、2試合連続ドローとなった。

2季前まで久保の保有権を持っていたRマドリードとの対戦に向け、前節出場停止のスビメンディとスベルディア、今季絶望の可能性が報じられていたブライス・メンデスが招集メンバーに復帰した。その一方、カルロス・フェルナンデス、アイエン・ムニョス、トラオレ、ティアニーがけがで招集外になっている。

この状況下、マルカ紙は久保が3試合ぶりに先発復帰し、4-3-3の右ウイングで出場すると予想。そのスタメンはGK=レミーロ、DF=オドリオソラ、スベルディア、ル・ノルマン、ハビ・ガラン、MF=ザハリャン、スビメンディ、ミケル・メリーノ、FW=久保、オヤルサバル、バレネチェアとなっている。

Rソシエダードのリーグ戦成績は勝ち点51で欧州リーグ出場圏内の6位につけている。対するRマドリードは勝ち点81で首位。残り6試合で勝ち点7を獲得した場合、自力での2季ぶりのリーグ優勝が決定する。今節はクルトワ、アラバ、メンディがけが、ベリンガムが胃腸炎で招集外となった。(高橋智行通信員)