松竹は25日、大谷信義名誉会長(78)が、5月28日付で取締役を退任すると発表した。

同日開催予定の第158回定時株主総会およびその後の取締役会決議を経て、正式に決定される予定。名誉会長職は続ける。

大谷氏は、松竹創業者の1人、大谷竹次郎の孫で、慶大卒業後の1968年(昭43)6月に松竹に入社。80年5月に取締役、98年1月に代表取締役社長、07年2月に代表取締役会長に、それぞれ就任。取締役在任期間は44年に及んだ。