大阪モノレール 東大阪延伸、4年遅れ 事業費650億円増へ

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千里中央駅付近を走る大阪モノレールの車両=大阪府で2022年6月24日午後6時38分、益川量平撮影 拡大
千里中央駅付近を走る大阪モノレールの車両=大阪府で2022年6月24日午後6時38分、益川量平撮影

 大阪モノレールを大阪府門真市から東大阪市まで延伸する事業について、府は24日、当初予定していた2029年の開業時期が4年ほど遅れる見通しになると発表した。地質調査の結果、想定以上に地盤が軟弱だったことが判明し、工事の見直しにより約650億円増え、総事業費は約1760億円になる見込み。

 事業は門真市駅から瓜生堂駅(仮称、東大阪市)まで南に8・9キロ延伸し、新たに5駅を新設する計画。軌道や支柱などの建設費は国と府、東大阪市などが負担する。当初の建設費は786億円を見込んでいた。しかし、瓜生堂駅の建設予定地の地盤が軟弱だったため工法の変更が必要となり、加えて資材価格や人件費の高騰もあり、増額する見込みとなった。【藤河匠、戸田紗友莉】

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