ジェネリック医薬品の安定供給へ 厚労省検討会、業界再編求め案

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厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=東京・霞が関で、竹内紀臣撮影

 ジェネリック医薬品(後発薬)の安定供給に向けた産業構造の在り方を議論する厚生労働省の有識者検討会は24日、業界再編や企業間の連携・協力を進めて生産性向上を図ることなどを求める報告書案を会合に示した。5年程度を集中改革期間とし、品質管理体制の確保や人材育成をするよう提言している。

 報告書案によると、後発薬企業の不祥事が2020年以降に相次いだのを端緒に医薬品の供給不安が続いている。今年3月までに20の企業が医薬品医療機器法違反で業務停止や業務改善などの行政処分を受けた。日本製薬団体連合会の調査では、2月現…

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