クラフトビール原料にサクランボ、みそ…普及協会が発表会 山形

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蔵王ブルワリーが販売する白いビール(左)=山形県天童市で2024年4月23日午後0時29分、古賀三男撮影
蔵王ブルワリーが販売する白いビール(左)=山形県天童市で2024年4月23日午後0時29分、古賀三男撮影

 山形県内の地ビールメーカー7社は「クラフトビール普及協会」を設立した。認知度の向上と販売促進を目的に「クラフトビールの日」と認定されている23日、天童市内で報道陣向けに協会設立の発表会を開いた。

 構成するメーカーは、月山ビール▽天童ブルワリー▽米沢ジャックスブルワリー▽長井ブルワリークラフトマン▽ブリューラボ・トウハチ▽蔵王ブルワリー▽酒田トラディショナルビール。協会は1日に発足し、会長は月山ビールの設楽靖氏が務める。

山形県クラフトビール普及協会の各メーカーが販売する瓶ビール=山形県天童市で2024年4月23日午後0時38分、古賀三男撮影
山形県クラフトビール普及協会の各メーカーが販売する瓶ビール=山形県天童市で2024年4月23日午後0時38分、古賀三男撮影

 設楽会長らによると、山形県内ではクラフトビールの認知度が日本酒やワインに劣り、それぞれの醸造所の規模も小さいためあまり知られていないという。そのため7社で結束して普及協会を設立し、クラフトビール生産者が互いに相談できる場をつくり、醸造技術を底上げして、全国に向けてアピールすることを目的としている。

 発表会では、県内産のサクランボやシャインマスカットを使ったり、みそを取り入れたりしたものや、蔵王の樹氷をイメージした白いクラフトビールなど特徴のある商品が紹介された。【古賀三男】

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