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自民パーティー券事件

自民党の派閥が政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書に過少記載したとして刑事告発されました。

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連座制、自公各案は「ワンクッション」 公選法との違い 規正法改正

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国会議事堂=東京都千代田区で、竹内幹撮影
国会議事堂=東京都千代田区で、竹内幹撮影

 自民党の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正を巡り、議員の罰則強化に向けた「連座制」の導入が焦点の一つになっている。ただし、自民、公明両党が示した案はいずれも、親族などが選挙違反をすれば議員本人も「即失職」となる公職選挙法の連座制と比べると、議員に責任が及びにくい「いわゆる連座制」にとどまっている。

 連座制は公職選挙法が規定する制度で、①総括主宰者、地域主宰者などの有罪②父母や兄弟姉妹など一定の親族などの禁錮刑以上――の確定で適用され、候補者も連帯責任で当選が無効となり、同一選挙区での立候補が5年間禁止される。

 一方、自民や公明が示した案では、…

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