特集

自民パーティー券事件

自民党の派閥が政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書に過少記載したとして刑事告発されました。

特集一覧

自民・塩谷立氏が離党 裏金事件巡る勧告処分受け

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
自民党の塩谷立氏 拡大
自民党の塩谷立氏

 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で離党勧告処分を受けた塩谷立・元文部科学相(衆院比例東海)は23日、離党届を提出し、受理された。塩谷氏は同日の記者会見で、今後は無所属の議員として活動を続けるとし、次期衆院選への出馬にも意欲を示した。

 塩谷氏は離党届を党本部に提出後、国会内で会見し、今回の処分について「派閥ぐるみの裏金づくりというレッテルを貼られ、派の幹部は当初から悪者にされた」と改めて主張。「本当に残念だ。どの程度の議論がされたのか非常に疑問だ」と執行部への不信感をあらわにした。今後については「こういう形で終わることは納得がいかない」として「無所属の議員として改めて、地域のため国民のために努力をしていきたい」と語った。

 塩谷氏は安倍派トップの座長を務めた。党は4日に裏金事件を受けて安倍、二階両派の議員ら39人の処分を決定。塩谷氏と安倍派参院トップだった世耕弘成前参院幹事長を、今回の処分で最も重い離党勧告とした。世耕氏は4日に離党したが、塩谷氏は処分を不服として再審査を請求。党は16日に「相当の理由は認められない」と却下し、25日までに離党しない場合は除名処分とすることを塩谷氏に伝えていた。【遠藤修平】

【時系列で見る】

関連記事

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月