首位インテル・ミラノが2位ACミランとのミラノ・ダービーを2-1で制し、3季ぶり20度目の優勝を決めた。27勝5分け1敗の勝ち点86とし、5試合を残してACミランと勝ち点差が17となった。

勝ち点14差で迎えたACミランとの、勝てば3シーズンぶりの優勝が決まる一戦。前半18分にセットプレーから先制し、後半4分にはFWテュラムがミドルシュートをたたき込んだ。同35分に失点したものの、2-1で逃げ切った。

インザギ監督は「素晴らしい夜だね。忘れられない夜となった。インテルを愛するすべての人と、この喜びを共有したい。この3年間、苦しい時間を過ごした。家族にも感謝したい。特にミランに勝って優勝したことが素晴らしい」と喜んだ。

今季はエースのマルティネスらがリーグ最多の79得点をマークし、守備もリーグ最少の18失点と安定。この優勝で、優勝回数はACミランの19度を抜き、ユベントスの36度に次いで単独2位に。セリエAでは10回優勝ごとにユニホームに星マークが1つ付けられ、新たなユニホームには、このマークが2つとなる。