パリ五輪(オリンピック)アジア最終予選を兼ねた今大会で1次リーグ首位通過を狙った日本は韓国に敗れた。2位通過となり決勝トーナメント(T)1回戦で開催国カタールと対戦することが決まった。

MF藤田譲瑠チマ主将(シントトロイデン)はベンチスタート。試合中もたびたびベンチから出てピッチに向かって声をかけるなど監督さながらのリーダーシップを見せた。

後半18分にはMF川崎颯太との交代でピッチへ。しかし30分にコーナーキックから先制点を許し、今大会初の失点を喫した。その後は波状攻撃をしかけ、自らもミドルシュートを狙ったがDFに弾かれて得点にはつながらず。そのまま無念の試合終了となり「勝っていい流れでいきたかったが」と悔しそうに語った。

決勝T1回戦は、完全アウェーでの戦いも予想される。藤田は「試合を見た感じだと審判のレフェリングとか難しい場面はあるが、チームとしてしっかりサッカーをして勝ちたい」と語った。

パリ五輪への切符は3つ。日韓戦での敗戦は悔やまれるが、藤田は「ここでばらばらにならないように、自分が中心となっていい方向に向かっていけたら」と前を向いた。

【U23日本代表】日本0-1で韓国に敗れ2位通過 準々決勝は開催国カタールと対戦/ライブ詳細