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自民パーティー券事件

自民党の派閥が政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書に過少記載したとして刑事告発されました。

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「自民党を更地にして立て直しを」岩屋毅元防衛相、改革訴え講演

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毎日・世論フォーラムで講演する岩屋毅・元防衛相=福岡市内のホテルで2024年4月22日、矢頭智剛撮影 拡大
毎日・世論フォーラムで講演する岩屋毅・元防衛相=福岡市内のホテルで2024年4月22日、矢頭智剛撮影

 元防衛相で超党派の議員連盟「石橋湛山研究会」共同代表の岩屋毅衆院議員(自民党)が22日、福岡市であった「毎日・世論フォーラム」(毎日新聞社主催)で「令和の政治改革と新しい小日本主義」と題して講演した。自民派閥の政治資金パーティー裏金事件を背景に、2月に麻生派(志公会)を退会した岩屋氏は「党を更地にして立て直す必要がある」と強調した。

 岩屋氏は、党改革を巡る議論について「もたついており、もっとオープンにすべきだ」と指摘。政治資金規正法の厳罰化に加え、衆院の選挙制度の見直しが必要だと訴えた。具体的には、現行の小選挙区比例代表並立制が「民意を十分に反映していない」として、複数の候補に投票できる「中選挙区連記制」の導入を提案した。

 台湾有事への懸念には「軍事の対決をあおればあおるほど危機は高まっていく。一番大事なのは外交努力だ」と述べた。【城島勇人】

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