日本野球機構(NPB)は22日、23年シーズンで戦力外となった選手・現役引退した選手、合計153人の進路調査結果を発表した。

外国人選手ならびに同一球団内で育成選手再契約締結選手はのぞいている。昨年10月31日時点で平均年齢は27・1歳。平均在籍年数は6・8年。いずれも減少傾向が続いており、2019年の28・2歳、8・2年から、それぞれ、1・1歳、1・4年、短くなった。対象選手は2019年の127人から26人増加した。

進路内訳は次の通り。

▼NPB関係93人(60・78%)

選手11人(7・19%)

育成選手44人(28・76%)

監督・コーチ11人(7・19%)

球団職員・チームスタッフ27人(17・65%)

▼その他野球関係47人(30・72%)

ファーム新規参加球団13人(8・50%)

独立リーグ7人(4・58%)

社会人野球12人(7・84%)

海外チーム6人(3・92%)

野球解説者・評論家1人(0・65%)

その他8人(5・23%)

▼野球関係以外8人(5・23%)

一般企業に就職7人(4・58%)

自営(家族経営を含む)・起業1人(0・65%)

進学0人(0・00%)

他種目競技に転向0人(0・00%)

▼未定・不明5人(3・27%)

未定0人(0・00%)

不明5人(3・27%)

進路先は、ファーム新規参加球団もあり、NPB以外の野球関係が2022年の20・0%から30・7%に増加した。