先週のアクセストップには、改正NTT法の話題から、楽天の家計簿アプリ、Facebookのなりすまし広告まで、さまざまな記事が入った。
9位は、人気ホラーゲーム「8番出口」の“パロディーCM”に関する記事だった。アース製薬の洗口液「モンダミン」のWebCMで、モンダミンに関連する“異変”が起きる。
「8番出口」の話題としては他にも、4月18日にNintendo Switch版が予告なくリリースされてファンを驚かせた。
8番出口は、地下通路を歩いて「8番出口」を目指すゲーム。異変を見つけたら引き返す。異変を見つけても引き返さなかったり、異変がないのに引き返したりした場合は、何らかの怖い結果が起きるかもしれない、らしい。
筆者も評判を聞き、ずっと気になっていた。普段PCではゲームをしないので、Steam版は購入していなかったのだが、Switchなら気軽にプレイできる。470円という手頃な値段でもあり、購入してみた。
「どんな感じだろう」と期待しながらプレイを始めたのだが、5分で後悔してやめた。怖すぎたのだ。異変が何も起きていない段階から、怖すぎてダメだった。
薄暗い地下通路を歩くだけでちょっと怖いし、何が異変なのか全然分からない。異変に気づいていないということは、悪いことが起きるかもしれない。想像だけでどんどん怖くなり「このままでは、現実世界でも地下通路に行けなくなる」と思い詰めてギブアップだ。
そもそもホラーゲームは大の苦手なのに、なんで買ったのか。筆者はミーハーなので、「流行っている」と聞くと、漏れなく楽しそうな気がしてしまうのだ。ターゲット外のユーザーに購入されて「こんなはずじゃなかった」と言われるのは、作り手側からもいい迷惑だろうに。
そういえば筆者は、2024年初めに大いに話題になっていたPCゲーム「パルワールド」も購入した。だが一度も起動していない。そもそもPCでゲームする習慣が皆無だったのだ。完全な無駄遣いである。
この時に「PCゲームは買ってもやらないから、買わない」ことまでは学習した。だから「8番出口」もPC版しかない間は買っていなかったのだが、Switchならイケる気がしてしまった。でもプラットフォームの問題じゃなかった。
小学3年生の息子に「8番出口のSwitch版を買ったんだけど、ママは怖くてできないから、やってよ」とけしかけてみたが「対象年齢が12歳以上だからダメ」と、ごもっともな理由で断られてしまった。
せっかく買ったのにもったいないし、面白さを実感してみたい気持ちはある。今後、晴れて天気のいい休日の朝にでも、明るい曲をガンガンに聞きながらプレイしようかな……できるかな……。
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