43位から出た渋野日向子(25=サントリー)は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75で回り、通算3オーバーの291で50位だった。

10番からスタートし、15番パー4でダブルボギー。18番パー5で1つ戻したが、直後の1番パー5で再び後退するなど、この日は3つスコアを落とした。

ホールアウト後に中継局WOWOWのインタビューに応じ、「かなり大変な1日だった。なかなかパーオンも少なく大変だった」と苦笑い。長めのパットを何度も沈めたが、「バーディーパットだったらいいんだけれど、厳しいパーパットを打つ回数が多いので、スコアにならない」と振り返った。

それでも今季初めて予選通過し、4日間を戦い抜いた。「すごく良かったなと感じますし、これから頑張れる理由になるかなとも思う。良かった部分も、だめだめな部分もあったし、また切り替えて頑張ります」と前向きに話した。

今季は予選落ちが続いていた中で、復調気配を感じさせた。「もっと上には行きたいとは毎回思っているけれど、なかなか難しいなとも思っている中で、メジャーで4日間戦えたことは今年の自分には大事なこと。もっと笑ってできるようなゴルフをこれからできるように頑張ります」と明るい表情。「まだ始まったばっかり。リランキングまで時間がないけれど、良かった部分を持ち帰りたい」と意気込んだ。