日本ハム稲葉篤紀2軍監督(51)が、盟友同士の対決に心を躍らせた。

3点リードの9回、稲葉2軍監督はプロ17年目の左腕・宮西尚生投手(38)をマウンドへ送った。すると、オイシックス橋上監督は、代打で06年~16年に日本ハムでプレーした陽岱鋼外野手(37)をコール。16年に日本一を達成した時の中心選手同士の対決を、14年まで共にプレーした稲葉2軍監督が見つめる形となり、鎌ケ谷スタジアムは大きな拍手に包まれた。

勝負はカウント2-2からの5球目、139キロ直球を陽が左翼線へ運ぶ二塁打とした。打たれた宮西は苦笑いを浮かべていた。

稲葉2軍監督は「楽しかったね」と振り返り、21年に巨人を退団後、北米独立リーグを経て、今季からオイシックスに加入した陽の経歴に言及。「日本に戻ってくれば良いと声がかかるだけ選手にとってはありがたいことだと思う。彼の野球人生の中で、独立リーグいったり、オイシックスに入ったりとね、必ずどこかでプラスになる」とエールを送った。

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