山崎賢人(29)が20日、都内で、映画「陰陽師0」(佐藤嗣麻子監督)の公開記念舞台あいさつに登壇した。

夢枕獏氏のベストセラー小説「陰陽師」が原作。山崎演じる安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描く。

物語にちなんで、キャスト陣は自分の「原点」についてトーク。山崎はフリップに「サッカー」とつづった。サッカーで学んだマインドが今の俳優業繋がっているという。

「サッカーの、楽しみながら一生懸命にやるという部分は今の仕事に繋がっていると思います。個人プレーでもあるし、チームプレーでもある」と説明。小学生から中学3年生まで本気で取り組んでいただけに「やるならプロになりたいなと思ってやっていました」と当時を回顧した。

続けて「根っこの部分はサッカーで培ったもの」と自身の“原点”を告白。佐藤嗣麻子監督(60)も「足が恐ろしく速い」と証言していた。

映画について山崎は「見どころは沢山あると思うんですけど、いろんな視点から楽しんでもらいたいです。友情の部分だったり、恋愛の気持ちの部分だったり。人間として大事にする『今をとにかく生きる』ということが、自分はすごく好きなメッセージです。自分が見ている今をポジティブに受け取って、一生懸命に生きていくだけでも良いんじゃないか、というのを感じて欲しい」と呼びかけた。

染谷将太(31)奈緒(29)安藤政信(48)板垣李光人(22)登壇した。