東京・杉並区長選に密着 ドキュメンタリー映画を上映 札幌

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「映画 ○月○日、区長になる女。」をPRするペヤンヌマキ監督=札幌市役所で2024年4月16日、高山純二撮影 拡大
「映画 ○月○日、区長になる女。」をPRするペヤンヌマキ監督=札幌市役所で2024年4月16日、高山純二撮影

 新人が現職らを破った東京・杉並区長選に密着したドキュメンタリー「映画 ○月○日、区長になる女。」が、26日まで札幌市中央区のシアターキノで上映されている。杉並区在住で劇作家・演出家のペヤンヌマキ監督は「政治は私たちの生活につながっている。投票に行ったことのない人や政治に関心のない人にも、ぜひ見てもらいたい」とPRする。

 同ドキュメンタリーは2022年6月、NGO研究員の岸本聡子氏が、4選を目指した現職らを降して初当選した杉並区長選で、自宅アパートが道路拡張計画のため、立ち退き対象になっていることを知ったペヤンヌマキ監督自身が当事者となり、岸本氏や支援者らの姿を追ったストーリー。候補者と支援者が合意形成のため、悩みながらぶつかり合い、対話を重ねていくリアルなやり取りが数多く記録されている。

 16日に札幌市役所で記者会見したペヤンヌマキ監督は「住民一人一人が主役のドキュメンタリー。杉並区のドキュメンタリーで全国に届きづらいかなと、当初は心配したが、見た方は自分の街に置き換えて見てくれている。自分の街の政治を話すきっかけになってほしい」と話した。

 上映の問い合わせはシアターキノ(011・231・9355)。【高山純二】

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