北九州・小倉北区で火災 駅近くで黒煙上がる 「ボン」と爆発音も

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黒煙が上がる北九州市小倉北区魚町の火災現場=北九州市小倉北区で2024年4月20日午前10時48分、山下智恵撮影
黒煙が上がる北九州市小倉北区魚町の火災現場=北九州市小倉北区で2024年4月20日午前10時48分、山下智恵撮影

 20日午前9時5分ごろ、北九州市小倉北区魚町3で店舗従業員から「(建物の)配管から煙が複数出ている。焦げ臭い」と119番があった。市消防局によると、消防車約20台が出動。約7時間後の午後3時55分ごろに火勢を抑え鎮圧したが、約350平方メートルを焼損し、8店舗前後が焼けたとみられる。けが人の情報はない。

 現場はJR小倉駅から南に約400メートルの小倉北区中心部で、北九州モノレール平和通駅そばの飲食店やビルが建ち並ぶ一角。一時、火柱や黒煙が上がって騒然とした。

 出火元近くの飲食店の店員は「1階天井の電灯付近から煙が出てきて、2階の屋根裏を確認したところ、煙が充満していた。当初、炎は見えなかったが、20~30分ほどたった後に『ボン』という爆発音がして、その後、火が上がった」と話した。

 現場から南に約130メートル離れた同区魚町4の旦過(たんが)市場一帯では2022年に2度の大規模火災が起き、倉庫などを除く74店舗が焼けた。また、24年1月には現場から北に約190メートル離れた同区魚町1の鳥町食道街で火災があり、36店舗が焼損した。【井土映美、成松秋穂、山下智恵】

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